ソーシャルワークのいきつくところはコミュニティワーク! 「あの時困ったことがモチベーションに繋がる」

2018年10月25日 23時33分 | カテゴリー: 子育て・子育ち・女性, 生活困窮者支援・若者支援・働き方

 子育て支援拠点にこてらす&児童家庭支援センターうぃずの実践報告に続きにこてらすから生まれた2つの活動についてお話しいただきました。
 一つは、 フードバンク活動「お福分けの会」です。現在の配布家庭数は85家庭でそのうちひとり親家庭が58(68%)となっています。
ボランティアとともに、当事者も配布に参加します。事務局の野中佐和子さん(写真右)は「養育者が困窮以外の困難を抱えている事例も多く、SOSをキャッチし関係機関に繋げて行くことが大事」と話されました。


 もう一つの活動は、当事者による通訳・翻訳グループ「カムオン・シェシェ」。リーダーの子真澄さんがお話くださいました。(「Cảm ơn・謝謝」と書きます。ベトナム語+中国語)
 グループ立ち上げのきっかけとなったのは、地域で暮らしている外国籍の人たちの困りごとの調査でした。
 外国籍市民を受け入れる医療機関や外国籍市民が多く居住する団地、学校の校長へのヒアリングなどから日常の困りごと、それこそ幼稚園、保育園で何が違うの?というような困りごとを拾っていったと言います。
 すでに母子手帳は多言語(6カ国語)で用意されているのに、外国語版母子手帳が必要な人に渡されていないという問題も発覚。行政窓口では「どの言語の手帳を渡せば良いかわからないから」という理由も聴かれたそう。(今は、団体で指差しで言語を選べるボードを作っているそうです)

 中国人スタッフの林静さん(写真右)、ベトナム人スタッフの星野ハインさんも駆けつけてくださり、悩みながら子育てした経験とともに、「時間やお金には限界があるけども、自分が困った分なんとか助けたい」という思いが語られました。

 こうした報告を受けて、伊藤さんは、「持っている力を少しづつ出し合って行くことが大事。気持ちもあって、生活も知っていて、困りごとも自分の痛みとして感じられる、その力で地域は良くなる。ソーシャルワークのいきつくところはコミュニティワーク。」と話されました。
私もそう思います。さあ、青葉でも頑張るぞ。

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