横浜市に聞いてみた「ごみのこと」

2018年9月29日 16時16分 | カテゴリー: 活動報告, 防災・環境・エネルギー・ごみ

先日、生活クラブ運動グループ・横浜エリア連携協議会・環境チーム主催の勉強会が開催されました。
学習会では、横浜市の資源循環局から、あらためて「ヨコハマ 3R 夢プラン」ってなに?という基本のきや、気になっていた「ふれあ い収集」について、また、見直しを提案している「びんと缶とペットボトル」の回収などについてお話いただきました。

ふれあい収集は、高齢者のごみ出し支援を行う事業で、市の収集員が週1回利用者の自宅を訪問しごみや資源物を収集、ごみが出ていない時には声かけ・安否確認を行うというもの。何と言っても政令市が直営で行う大規模な事業として注目されているようです。(2016年にふれあい収集が始まった当初は、ボランティアを募集したもののうまく集まらず、結果的に職員の直接支援に切り替えたという経緯があります。)

私が、ふれあい収集について詳しく知ったのは、うちの法人のヘルパーステーションのケアマネさんから。実際ケアマネジャーからの申請が多いそうです。でも、高齢者支援をしているワーカーの中でも「ふれあい収集って何?」という人も少なくないと感じます。
今年 4 月の時点での支援件数は 6947 件。紹介された2015年のデータで言えば、65 歳以 上の人がいる世帯は約 57 万世帯、高齢者単独世帯は約 17 万世帯もあり、その中の7000件となると「えっ?ふれあい収集を利用している人ってこんなに少ないの?」と一同びっくりしてしまいました。
今回は、健康福祉局にも同席してもらいましたが、参加者からは、直営の良さを活かして、廃棄物を扱う資源循環局と健康福祉局との連携にも改善の余地があるのではないか など、具体的な意見も出されました。

もう一つ、私が注目したいのは、今後、モデル的にびんと缶とペットボトルを分別して(混合ではなく!)収集する予定があるということ。3月に鶴見選別工場を見学した際には、混合収集の見直しには消極的な意見も聞かれたのですが、もしかしたら収集方法の見直しに向けてやや前進しているのではないの?という期待も高まります。

9月20日に開催された『くらしを変える「21 世紀の学校 Vision」講座』(生活クラブ神奈川・神奈川ネット共催)では、県内 3つの政令市(横浜、川崎、相模原) と県央、湘南の合わせて5自治体の財政状況 や予算を比較し参加者で「住みたいまち」 を考えましたが、そこでも生活に密着した事業として、家庭ごみの処理について取り上げました。その結果、ごみ処理にかける費用(1人あたりの負担額)と環境負荷の関係性について、他都市との比較でかなり可視化されることがわかりました。

例えば、ごみ収集を有料化した自治体が他市に比べてごみ排出量(一人当たり)が少ないと言うわけでもなく、資源を細分化して収集した自治体の資源化率が必ずしも高いわけでもないというような複雑な結果でもありましたが、まず、びんと缶とペットボトルを混合収集している横浜方式には驚きの声があがります。
分別する負担、税としての負担、望む環境と指標を明確にし合意点を探っていくことが必要なのだと、あらためて気づかされました。環境チームも引き続きごみの行方を追っていきます。