「保育×療育の視点」を持った小集団での療育サポート〜保育型発達支援といろきっず たまプラーザ教室見学レポート〜

2018年6月2日 23時40分 | カテゴリー: 地域活動, 子育て・子育ち・女性, 高齢者、障がい児・者福祉

以前に、小規模保育の現場を見学させていただいた株式会社十色舎さんが、青葉区内に新たに開設した児童発達支援事業所「保育型発達支援といろきっず たまプラーザ教室」(美しが丘5丁目)を訪問、代表取締役の福井渉さんにお話を伺いました。
発達支援事業は、障害のある子どもや発達に気がかりなところがある未就学児のための支援を行うもので、といろきっず たまプラーザ教室は10人/1日の定員で運営されます。

福井さんからは、「発達支援は気づきの段階から行えることが望ましいが、対応できる場が不足している。早期支援ができれば、途中幼稚園につなぐなど未就学児の移行支援も考えられる。児童発達支援から、普通級に進めることもある。保護者のレスパイトの場も必要。」といったお話も伺いました。そのお話の随所に、「保育×療育の視点」 や、小規模保育事業の運営経験を生かせる「小集団」での療育サポートの可能性を感じられました。

保育型発達支援といろきっず たまプラーザ教室

センター的機能を持って同様の支援を行なっている市内8カ所の地域療育センターの初診待ちは、平均で3ヶ月以上と言います。私が関わっているピッピ親子サポートネットは、といろきっずたまプラーザ教室のすぐそばで、親と子のつどいの広場事業や一時預かり事業を実施していますが、そこでも配慮の必要な子どもの受け入れが増加してます。そんな状況で、身近な場所に相談や預かりに対応してくれる児童発達支援事業所があることは、子育て家庭にとって、また、子育て支援事業所にとっての安心に繋がります。

建物の1階の玄関を入ると、2つの扉が。ここには、児童発達支援事業(右)と小規模保育事業(左)が併設されており、児童発達支援のお部屋の奥には、お隣の小規模保育のお部屋につながる扉がありました。ピッピの事業所の一つ「となりのいえ」の景色にも重なります。(となりのいえはちょっとゴタゴタ荘感があり、美しさでは足元にも及ばないですが。。。)

2階には調理室も配置、キザミ調理やアレルギー対応などを個別対応可能な給食を提供できる体制も整っています。

十色舎さんは、ピッピも参加する全国小規模保育協議会の仲間でもあります。子ども・子育て支援法のスタートとともに制度化された小規模保育事業は、昨年全国で約3,500カ所で展開されるなど大きな広がりをみせ、横浜市でも2018年度に165箇所分の事業費が予算化されています。今後も、各地で展開される個性ある事業に学びながら地域のニーズに応えられる政策・制度を現場とともにつくっていきたいと思います。