多機能事業所「i.cara」の実践に学ぶ〜ピッピ親子サポートネット総会報告〜

2018年5月27日 13時43分 | カテゴリー: まちづくり, 子育て・子育ち・女性, 活動報告, 高齢者、障がい児・者福祉

26日、ピッピ親子サポートネットの第14回定期総会を開催しました。
ピッピが事業を開始して13年。私は短い時間であってもコミュニティワークに参加すること、そして、メンバーと一緒に制度をつくり・変えることにチャレンジしたいという思いを持って活動してきました。

今年4月1日に「ピッピみんなの保育園」(分園)が開所して、法人拠点も8箇所となり、子育て・介護に関わる12の事業を6つのワーカーズコレクティブが運営しています。現場では、これまでの専門性だけではアプローチできない様々な問題にも出会って、私たちの事業のあり方も日々問われています。特に、介護保険事業では、在宅を支える生活援助サービスが縮小していく状況に危機感が増しています。法人内の介護保険3事業を、未来にどうつないでいくのか、検討を迫られています。あらためて場や人を生かしながら経験を横断的に生かし合うこと、外部の社会資源とつながることから、次のステップに進んでいきたいと思います。

総会終了後は、多機能事業所「i.cara」を立ち上げたNPO法人あいけあ理事長岡安玲さんにお話いただきました。i.caraは、今年4月に川崎市中原区に開設された事業所で、生活介護と放課後等デイサービスを実施、加えて障害療育の提供という視点から訪問事業を展開。

岡安さんは「やるべきことは時間をかけずにやる」と言います。教員でもある岡安さんにとっても、NICUでの勤務経験のある看護師さんにとっても、目の前にニーズがあって「この子のために、この家族のために」という思いに動かされる活動だからこその決断と実践です。

「どんな人も当たり前に支えられている、彼らはその支援度が高くなっているだけ。親や家族が発見できないことを見つけられれば、それも自立につながる」という岡安さんのお話に、「i.cara」の掲げる「医療ケアのある障害の重い人たちが社会で必要とされる人となるように」というミッションがおぼろげながら理解できたように思います。
私も、たくさんの人に支えられている。一緒に発見できることはたくさんあるはず。思いを新たにしました。