「小規模保育の現場から」熊本地震の経験を生かし防災対策を進める

2017年2月20日 16時29分 | カテゴリー: 子育て・子育ち・女性, 防災・環境・エネルギー・ごみ

IMGP1145ピッピ親子サポートネットの防災学習会に参加し、益城町で小規模保育園を運営するNPO法人はっぴぃの園の長吉満勇介さんからお話を聞く機会を得ました。
昨年4月14日に発生した熊本地震で2度の震度7の揺れに襲われた益城町。地震発生後、全国小規模協議会に発せられた益城町からのSOSに、全国の団体から支援物資が送られてきたそう。協議会の働きかけによって、認可施設でありながら災害復旧事業の対象とされていなかった小規模保育園やNPO団体も、支援制度を適用できるようになったことも伺いました。
発災当時は役場の職員も被災した中で、避難所対応や災害復旧に全力を注いでいる状況で、「保育所はどうなりますか」ということがなかなか切り出せなかったそうです。吉滿さんは、まず、小規模の特性を生かして、避難生活を続ける在園児・卒園児の訪問支援を実施、5月初旬には復職を求められている保護者のために町立保育園の一室を間借りして保育を再開、その後10ヶ月を経て現在現場は日常を取り戻しているそうです。
震災をきっかけに生まれた公立・私立認可保育所や小規模保育園、家庭的保育室も含めたネットワークを活かし、それぞれの園が担えることを担い、その資源を活用しあうことや、コミュニティでマニュアル作りを進め、行政にも提案していくなど、具体的なアドバイスをもらえました。私たちも新たな視点で防災対策を見直し提案に繋げていきます。