〜同じ屋根の下で〜「となりのいえ」10周年をお祝い

2017年2月11日 20時49分 | カテゴリー: 地域活動, 子育て・子育ち・女性, 活動報告, 高齢者、障がい児・者福祉

IMGP1091NPO法人ピッピ・親子サポートネットが運営する「となりのいえ」の10周年記念のイベントが開催されました。利用者・家族、地域で応援してくださっている皆さん、そしてスタッフも顔を揃えてお祝いと感謝の時間を持ちました。

ピッピ親子サポートネットの最初の事業のピッピ保育園が開所した2005年度、ピッピ保育園は20人の子どもたちを受け入れましたが、そのうち3人の子に障害がありました。卒園を迎える子の放課後の居場所を考える中で、翌年となりのいえが生まれました。
市が尾駅近くのテラスハウスで、寺子屋&フリースペースとしてスタートし、翌2007年度には、学童保育と横浜市が独自に取組む障害児居場所づくり事業へと発展、その後、市の居場所づくり事業は児童福祉法にもとづく放課後等児童デイサービスへと繋がります。こうしてみると横浜市の障害児居場所づくり事業というのは、先見性のある取り組みだったし、何よりニーズの高い事業でした。
現在、となりのいえは、学童保育と放課後等デイサービス、計画相談支援事業を実施していますが、後から制度がついてきたという思いを持ちます。

橋本富美子施設長からは「同じ屋根の下」で過ごす子どもたちの様子が紹介されました。来賓メッセージでは「社会が障害者に合わせていく時代、ここは社会を変えていく場です」というエールをもらい、集まったみんなで、子どもも大人も育ちあった10年を振り返り、これからを考える機会になりました。

昨年は、多くの人々を震撼させた津久井やまゆり園での殺傷事件が発生しました。障害福祉のあり方も問われるこの事件を受けて、べき論ではなく「私は何をする?」ということを言語化できないままでした。
今日挨拶に立った友澤ゆみ子理事長の「事件のことはずっと突き刺さったままだが、小さな一粒でも“地域で共に”ということを積み重ねていきたい」という言葉に、私たちは背中を押されました。
現場は、ビジョンやミッションよりも、目の前の問題をどうするかということに追われることが多かったかもしれないし、これからもそんな日々が続くと思います。でも、想像力を持って社会に働きかけていこう。今日は、そのことを再確認しました。

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