「変えられる、変えてきた」子育て支援

2016年6月10日 20時53分 | カテゴリー: 子育て・子育ち・女性

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子ども・子育て支援新制度がスタートして一年。6月8日には、子どもの未来を考えるフォーラム(生活クラブ運動グループ横浜エリア連携協議会主催)が開催されました。フォーラムでは、友沢ゆみ子さん(ピッピ親子サポートネット理事長)、大河原まさこさん(前参議院議員)から新制度の意義や課題をお話しいただきました。子育て支援の実践と制度づくりに奔走した10年を振り返るお二人の話には「変えられる、変えてきた」という思いが込められていました。
友沢ゆみ子さん資料

友沢ゆみ子さん資料

「待機児童がいるのに一時保育なんかやるわけないでしょ」
2000年前後、神奈川ネットは、地域に小規模な保育サービスを展開するという政策を掲げてアクションを進めていました。相次いで「子どもミニデイサービス事業」(小規模な認可外保育施設)が生まれたのですが、そこで、子どもを預けたいさまざまな事情に触れることになります。
パートやアルバイトの時給が700〜800円の時代に、1時間800円の利用料金を払って、週3日以内の仕事や、レスパイトのために一時保育を利用する人たちがたくさんいました。一時保育(預かり)はそれほど魅力的で、必要とされているサービスでした。でも、当時、横浜市に一時保育の話をしたら「待機児童がいるのに一時保育なんかやるわけないでしょ」とほぼ門前払いでした。

画期的な事業「横浜市乳幼児一時預かり事業」がスタート

2009年つづき青葉ここくらぶフォーラム。大河原まさこさんと。

2009年つづき青葉ここくらぶフォーラム。大河原まさこさんと。

ならばエビデンスを積み上げて一時預かりの必要性や可能性を伝えようと、NPOが集って「つづき青葉ここくらぶ」を結成、調査研究を続けました。ここクラブでフォーラムも開催、その時駆けつけてくれたのが大河原まさこさんでした。私も、議会で何度も何度も「一時保育が大事」と提案し続けました。2009年、認可と認可外の格差のない、画期的な事業「横浜市乳幼児一時預かり事業」が制度化され、一時預かりが1時間300円で利用できるようになりました。施設数では2%に過ぎない乳幼児一時預かり事業所が一時預かり事業の25%を担うまでに広がっています。

待機児童対策=「認可保育所」つくりからの脱却を

そして、今友沢さんが訴えているのは、待機児童対策=「認可保育所」つくりからの脱却を!ということ。例えば、「預けるために働く」問題。フォーラムでも「“保育園に預けたいから仕事に復帰する”という話を聞く。本当なのかな?と思っていたら、今日、「私も…」というリアルな声を聞いた。やっぱりそうなんですね。」と話された方がいました。サービスの選択肢がフルスペックの認可保育所に偏らざるを得ない状況を変えることが必要。自治体が「地域型保育給付」や「地域子ども・子育て支援事業」に積極的に取組んで、小規模保育や一時預かりや産前産後ケアのボリュームも厚くする。そのミックスサービスも可能にする。そのためには国の財政的な後押しも必要です。

1票を託せる人、大河原まさこさんとチャレンジします
大河原さんは、ここクラブのフォーラムに参加された当時お隣東京選挙区選出の参議院議員でした。大河原さんは「自分の選挙区でちゃんと理解してくれる議員を見つけないとね」とも言われました。そういう人に1票を託すことができたらいいなあとずっとずっと思っていました。だから、この夏は、大河原さんと希望を持ってチャレンジします。

神奈川ネットは大河原まさこさん(全国比例代表)を推薦しています。
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