びっくりポンNO.1は神奈川県議会「4年に一度」〜自治体議会「参加と公開」調査から〜

2016年5月23日 05時57分 | カテゴリー: 政治改革・議会改革, 活動報告

IMG_3374 22日、全国のローカルパーティが参加する全国市民政治ネットワーク交流会で、議会改革をテーマに分科会が開催されました。分科会では、神奈川ネット議会改革プロジェクトの取組みも報告し、議会傍聴レポートからピックアップした『「びっくりポンな議会」アワード2016』シール投票には、全国の参加者からたくさんのリアクションがありました。びっくりポンNO.1に選ばれたのは神奈川県議会の「一人会派?4年に1度しか一般質問できない」件。せめて、持ち時間プール制で4年間で30分をやりくりできるようになると良いのですが。(横浜市会では年間時間プール制を導入できました。)

神奈川県議会と言えば、先日、発言ミスや不適切発言があったとして共産党に対して猛省を求める決議案が可決したばかり。自らに引き寄せて考えてみると、2期8年でローテションをしているネット議員は、ある意味「未熟」だろうと思います。でも、未熟さをもってこそ捉えられる議会の非常識もあります。一方で、合議制による議事機関として「議会の約束ごと」を無視しては信頼関係は築けないし、「大会派に○○された」というような主張を聞くことも心地良いものでありません。議会の中で必要な改革を合意を持って進めるための対話の重要性を私も失敗しながら学びました。
「社会参加」「多様性の尊重」「協働」など、その重要性や必要性が日々言われている時代だからこそ、議会ももう少し柔らかでしなやかになれると良いなあとも思います。2015年は統一地方選挙の年でもあり、今回のプロジェクト調査には新人議員や議員ではないメンバーも参加、新鮮な驚きの声も聞かれました。すでに、神奈川県内24自治体議会で議会基本条例も制定されています。しかし、条例制定にあたって実施されたパブリックコメントの状況を見ると市民参加にはなお課題がありそうです。調査を通じて、市民の側から議会の参加や公開のあり方に対する評価を重ねていくことも改革の後押しとなることを実感しました。

2008年の調査結果と比較してみると、一問一答方式の導入など質問形式の見直しが進んでいます。

陳情・請願審査で市民の意見表明を可能とすることや、議案賛否の公開方法の改善などの変化が見られます。

 

×:議会基本条例を制定していない