「社会参加と自立に向けて」伊勢原養護学校伊志田分教室の取組み

2014年2月2日 20時29分 | カテゴリー: 高齢者、障がい児・者福祉

2012年4月に開設された伊勢原養護学校伊志田分教室を視察しました。神奈川県では、養護学校の生徒の増加、教室不足の対策として2004年から県立高校の空き教室に養護学校高等部に分教室を設置する取組みが始まり、現在20校で実施されています。養護学校の課題規模化対策として始まった分教室の取組みは、地域とつながりながら一時的措置から継続性をもった取組みへと変化をしています。

分教室は、自力通学の生徒を対象としていますが、伊志田分教室は駅からも近く、生徒にとっては通いやすく、伊勢原養護学校とも隣接しており本校との連携がはかりやすいというメリットもあります。山田藤夫先生からは、伊志田高校と、体育館、グラウンド、音楽教室など特別教室を共有するためのカリキュラムの工夫や、地域の学校、企業等と連携したインターシッププログラムなど、職業自立に向けた取組みについて伺いました。

インターシップ実習は、就労に必要とされる基礎的な力、勤労観、職業観、体力を身につけることを目標として、週2日、リサイクルショップ、スーパー、コミュニティセンター、小学校などで実施されています。校内でも、特例子会社からカード仕分け、分類、セットの受注作業が行われています。こうしたインターシップの経験を生かして、2学年からは一般企業・施設等で1週間から2週間の現場実習も行われます。

実習生の受け入れをされているWEショップ(リユース・リサイクルショップ)も訪問しました。寄付品の仕分け、商品の整理、接客など、ショップボランティアとして地域の方も多く関わっています。

インターシップは、生徒さんのコミュニケーショントレーニングのために非常に有効であるとのお話でした。地域の理解と繋がりを生み出す効果も大きいと思います。今後、私のまちでもできることを考えてみたいです。