ごみプロジェクトスタート「はだのクリーンセンター」を視察

2013年9月10日 16時45分 | カテゴリー: 活動報告, 防災・環境・エネルギー・ごみ

神奈川ネットごみプロジェクトで、秦野市と伊勢原市2市による一部事務組合が運営する施設「はだのクリーンセンター」(2013年1月より稼働)を視察しました。

蒸気タービン発電設備


施設の建設費は94億655万1000円で、その財源内訳を見ると、国の交付金や県の補助金を除
く約6割にあたる56億2200万円が組合債で償還期間は15年です。当然ながら、施設の更新による事業の効率化が求められるところです。

現在、はだのクリーンセンターの200トン(100t×2)の焼却炉と、伊勢原清掃工場の90トン焼却施設の2施設体制による焼却処理が行われていますが、将来的には、伊勢原工場を閉鎖し、はだのクリーンセンターのみで処理を行う予定であり、さらなるゴミの減量化を進める必要もあるようです。
 
はだのクリーンセンターは県内初の「高効率ごみ発電施設」として、環境省の循環型社会形成推進交付金の対象事業とされ、通常よりも高い補助率で交付金が交付されています。最大発電能力は3,820kw、発電量は一般家庭のおよそ5,000世帯分に相当するそう。余剰電力については、随意契約により東京電力㈱に1kwh約14.2円(変動価格)で売却されています。当初は1億円余の売電収入を見込んでいたところ、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の発電設備(バイオマス発電施設)として認定されたことにより、売電価格が17.85円に引き上げられ、収入予測額も年間2億円程度に達するのではないかとのことでした。

私たちが暮らす神奈川は、過去には人口の大幅な社会増が続き、インフラ整備も進んできました。しかし、超高齢・人口減少社会を前に、すでに人口のピークを超えたとされる自治体もあります。人口減少は、政策転換の重要なポイントです。
こうした情勢の中で、あらためて、廃棄物処理の現状を捉えながら未来に向けた政策制度を調査・研究を進めていきます。