脱原発世界会議 in横浜

2012年1月16日 12時48分 | カテゴリー: 防災・環境・エネルギー・ごみ

14日、15日に、横浜で脱原発世界会議が開催されました。
原発のない未来をつくるためにグローバルに繋がることと同時に、多くの研究者やNGOメンバーから、地域から現実の変化を生み出し繋がりながら変えていこうというメッセージも聞かれる会議でした。
(神奈川ネットのメンバーも持ち込み企画に参加させてもらいました⇒こちらから
原発立地県の首長、その他自治体首長経験者が参加された「地域発・原発に頼らない社会のつくりかた」というセッションでは、脱原発首長会議の設立も呼びかけられました。
双葉町の井戸川克隆町長、南相馬の桜井勝延市長のお話では、原発事故によって生活が一変し未だ困難が続いている状況や、その一方で収束宣言が出され、避難道の整備や事故対策が進まない中での八ツ場ダムの建設再開を決めた国の姿勢に対して、疑問や怒りが聞かれました。お二人の言葉は苦悩の滲むものでしたが、南相馬市はすでに電源3法交付金の辞退もされており、進むべき道が明確にされ一筋の希望を感じるものでもありました。

浜岡原子力発電所について、市議会で永久停止にすべきであるとする決議案を賛成多数で可決した静岡県牧之原市の西原茂樹市長、浜岡原発廃炉を求める訴訟の原告でもある湖西市の三上元市長、そして、全国で初めての原子力発電所の建設の是非を問う住民投票を実施した巻町の笹口孝明元町長からも、市民や議会と合意を作りながら、地域発の原発に頼らない社会づくりにむけた取組みが報告されました。

基調講演では、飯田哲也さんが、今や「原子力村は裸になっている」とし、事実に基づかない、科学的でない、経済合理的ではない、将来世代に対しても規範的でもない姿勢を痛烈に批判されるとともに、首長に対して同意できないところはあっても脱原発という一致点で結ばれる可能性や、未来志向で時間軸を持って地域からアクションしていく必要性を述べられました。
多くの参加者とともに、 私たちの一人ひとりの意志と行動が未来を創ることを確認する機会となりました。