信頼される教育現場であってほしい

2011年9月4日 23時26分 | カテゴリー: 教育

学校給食で提供された牛肉から国の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されたことを受け、横浜市教育委員会事務局が保護者にあてた文章のうち「弁当持参」などに関わる文言を、学校の判断で削除し配布したことが報道されています。
教育委員会は学校から事情を聞いておらず、これから事実関係を確認するとしていますが、教育委員会にお伺いを立てる事無く、学校が教育委員会名の文章を改ざんするなど、にわかには信じられません。近隣の小学校では、9月1日に、校長名で再度保護者に「教育委員会からの文章について」という釈明の文章を配布していますが、これも学校の独自判断なのでしょうか。

つい最近ネット・青葉で実施した学校生活支援員制度のアンケートでは、多くの学校が教育委員会を通してほしいと答え、教育委員会からの調査以外(市会も含め)は答える必要性は感じないといった回答もいただきました。一括購入、統一献立の学校給食に関して教育委員会の出す行政文書を改ざんするぐらいの事をやれるのなら、学校長が利用の適否を確認し申請をする、すなわち校長に裁量のある学校生活支援員のアンケートくらい答えていただきたいものです。

給食に関して再配布された文章には、「文書の内容の一部を変更したものを配布しました」とあるだけで、なぜ、文章を変更したのか、その経緯は説明されていません。そもそも、教育委員会は、学校給食においてこのような事態が起きたことについて「何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。」なのです。
都合よく学校が判断できたりできなかったりと、責任の所在は曖昧にされているし、基本的にお詫びはしないという相変わらずの無謬性の文化を感じます。
教育現場が市民の信頼を裏切ってはならないし、信頼を得るためにも誠実であることが求められると思います。