迷走「定額給付金」松沢知事に1票

2008年11月16日 12時54分 | カテゴリー: その他・つぶやき

麻生政権の追加経済対策の目玉だったはずの「定額給付金」が迷走を続けています。世論調査(朝日新聞)では、定額給付金は63%の人が「不要な政策」と答え、所得制限を設けるかどうかの判断を市長町に丸投げするに至っては、自治体首長からも痛烈な批判の声があがりました。

中田市長もテレビに緊急出演され、景気対策なのか生活支援なのか政策目的が不明確、効果も疑問、「哲学がない」政策と厳しいコメントをされていました。確かに「地方分権なんだから市町村で決めたらいい」などと言うトンチンカンな首相の発言を聞けば、そのぐらい言ってやりたくなるだろうし、「だったらコッチで制度設計から考えるよ!」という話になって当然だと思います。

八都県市首脳会議において、松沢神奈川県知事は「間違ったことには地方からやめるべきだとはっきり言うべきだ」と発言され、政府方針の白紙撤回を求めるべきと主張された事が伝えられました。結局、この会議の緊急提言には、定額給付金について市町村に過重な事務負担をかけないよう求めることなどが盛り込まれたようで、知事の主張からはトーンダウンした内容のようです。松沢知事の提案への賛同者はいなかったのか…。

私は、たとえ国政マターであっても、受入れ前提で方法論を議論する前に、国の政策の是非を問い、「2兆円のばらまきは天下の愚策」であることを明らかにしようとした知事の提案には一定の評価がなされても良いと思います。なので、松沢知事に一票。
しかし、解散・総選挙もやるんだかやらないんだか…のグズグズ状態で、関連法案の提出も来年1月からの通常国会に先送りせざるを得なかったという事情も透けて見えます。
〜横浜北部の畑の脇、「まずは景気だ。」「麻生がやり抜く。」というポスターが並んでいる。「何となく」そう思ったんだろうか。〜