連帯経済の時代

2008年4月4日 12時20分 | カテゴリー: アジア・NPO/市民社会・平和

政治スクールレポート

連帯経済をテーマに政治スクールが始まりました。第一回は、国際問題評論家の北沢洋子さんからネオリベラルなグローバリゼーションがもたらす格差や貧困の増大、環境破壊や人権侵害などに対抗する地域からの再生の動きを伺いました。

連帯経済の事例、南米ブラジルのポルトアレグレの実践は非常に興味深いものでした。かつてはブラジルの他都市と同様に、貧困や治安悪化の連鎖の中にあったポルトアレグレを再生させたのは協同組合による事業経営と参加型予算に象徴される参加型民主主義の実践でした。
参加型予算は、住民、議員、行政が一体となりブッロック毎に施策の優先順位、予算配分を決めていく手法で、このシステムにより納税意識が高まり脱税もなくなったとの事です。また、肥沃な農地をつくりスラムから農村に帰る道筋をつくる農民運動も起こっています。

100万都市ポルトアレグレの実践は、市民社会の中にある社会的企業がネットワークすることで、市場経済に影響を与える規模となり新自由主義への対抗軸と成り得ることを教えてくれています。私たちの地域にあるモデルが領域を超えて連帯していくこと、実践の交流が非常に重要であることをあらためて学びました。