「古紙・古布」行政回収はどうあれば良いか

2007年12月18日 15時02分 | カテゴリー: 防災・環境・エネルギー・ごみ

来年2月からごみの収集回数が変わります。「燃やすゴミ」が重量で30%、容積で1/2に減ったことからから「燃やすごみ」の収集回数を3回から2回に見直すということです。見直しによるコスト削減は、3億8000万円と試算されていますし、収集回数を減らすことは、発生抑制を進めるための一つの方策でもあり、収集回数を見直すことは必要だと考えます。一方で、今回の収集回数の見直しで、「古紙・古布」の行政回数は月1回から2回に増やすとしています。これには賛成できません。横浜市も、資源集団回収のメリットとして、行政回収と比べ、回収に要する財政支出が少ないことや、地域コミュニティの形成や地域経済が活性化に寄与することなどをあげ、資源集団回収の拡大・拡充をはかるという方針を持っていますし、実績も上がっています。なのに、なぜ、行政回収を1回から2回に変更するのか、その意図が見えません。

当局は、「古布」回収が進まないことを理由にあげ、行政回収の回数を増やすことが必要であるとしていますが、だったら、業者に古紙だけでなく古布も回収するように働きかければ良いと思います。青葉区や緑区では「市民の回収」という週一回の業者による資源回収が進んでいますが、これは従来の「紙の日」という古紙回収を古布も含めた回収へと見直しをはかることで名称変更したものです。

当局は、資源集団回収に参加する団体から回収ポイント地図を提出してもらい、回収状況は把握しているはずです。地域の事情などで回収できないエリアに行政回収が入っていけばいいと思います。今回、市民に配られた案内の中にある「資源集団回収が活発に行われている地域で、要望があれば月1回のまま、または収集を行わないようにする場合がある」と記されています。しかし、第一義的には行政回収をしますよとも受け取れるメッセージです。

将来的に民間回収にゆだねていくとしながら、中途半端に行政が介入し続けることは混乱を生むだけです。今回の収集回数の見直しにあたっても「変更要素は極力少なくしていくことをめざす」としています。だとしたら、『「古紙・古布」の収集は月2回になります』は再考すべきです。今なら間に合う。

古紙回収量実績(単位:トン)

58、641162、689(73、5%)

行政回収 集団回収(資源集団回収の割合)
2005年
2006年 46、675 175、740(79、0%)
07年8月まで 16、502 74、375(81、8%)