間違わないと思ったけど「13億円水増し請求」してしまいました

2006年8月10日 08時38分 | カテゴリー: 市政ファイル

民には厳しく官には甘い

 市営バス事業の赤字路線を対象とした補助金を水増し請求していたことがわかり、交通局の内部調査によると、その不正請求総額は過去5年で13億円にのぼると報告されました。

 調査報告には、今回の長調査の過程で補助金支出の考え方を整理したことが記されていますが、本来、そんなことは、補助金を支出する以前の問題で、そのルールを明文化しておくべきものです。局側は、補助金の支給について明文化された要綱等ルールが全くないことについて、「補助金と言っても一般会計から繰り出すだけなので」という認識です。
民間に対する補助金支給ではあり得ないことです。おそらく、「民間に対するチェックは必要だけれど、行政は間違わないので大丈夫」ということなのでしょう。

 交通局は、今回の事件を受け調査を行い、厳しい処分を行なったとしていますが、水増し請求を指示していた前副局長や前総務部長は、今後も経営改革にかかわる職にとどまります。また、その前副局長は、当初、調査チームのメンバーでもありました。これも、民間企業では、考えられないことです。
「民」には厳しく「公」には甘いという役所体質が露呈されています。
 不祥事続きの横浜市役所には「自由にものが言えない組織風土がある」のだそうです。だからどうする?こういう問題こそ、トップダウンの指導力を発揮していただきたいと思います。それは、市長の責任です。