ファミレス、コンビニ、デパ地下、ファーストフード

2006年7月22日 22時41分 | カテゴリー: その他・つぶやき

「食育」って難しい!

「本当に話を聞いてほしい方には、なかなか参加してもらえない。参加されている方は意識の高い方…。」
 保育園の保護者への食育講座を終えた、区の福祉保険センターの栄養士さんと保育士さんの会話です。親が朝食を作らない、作れないということよりも、家庭を作れないのだという保育士さんの言葉が印象的です。経済的な問題もあるでしょう、親の就労の問題とも関係しているでしょうし、家族とコミュニティの関係にも過題があるはずです。

 昨年、食育基本法が制定され、小泉首相を会長とする食育推進会議も設置され「食育推進基本計画」作られましたが、その中で「朝食を抜く児童を2010年度までにゼロにする」ことが謳われています。でも、現場で捉えている過題とのギャップを感じます。また、首相自ら会長の職につかれる意味合いとは一体何なの?と勘ぐってしまいます。

 基本計画には「学校給食に地元の食材を30%以上使う」という目標が盛り込まれているように、「地産・地消」もこの法律の柱のひとつです。でも、食物自給率40%の国です。本気で、生産者と消費者が手をたずさえて新しいコミュニティの市場を作る努力をしなければ「地産・地消」なんてあり得ない。

 農業問題、環境問題、人口と食糧問題と国際理解といった様々な学習機会が必要なのではないでしょうか。豊かさ、便利さ、忙しさが生み出した「ファミレス、コンビニ、デパ地下、ファーストフード…」この文化を変えるためには。