反核闘争を勝利に導いたブアンの女性たち

2005年11月3日 10時58分 | カテゴリー: アジア・NPO/市民社会・平和

ローカルパーティー市民交流フォーラム

韓国ブアンの女性たちが、神奈川ネットを訪ねて下さいました。2日には、全国のローカルパーティが集まり、市民交流フォーラムを開催しました。

 プアン郡は、ソウルから西に300・、人口7万のまちです。このブアンのまちに、2003年7月「核廃棄物処分場計画」が持ち上がりました。しかし、ブアンの人たちは、何度も衝突を繰り返しながらも、住民の力で住民投票を成功させ、ついに処分場の建設阻止を実現したのです。

 「子どもたちの未来のために」という思いは、1万人集会、高速道路占拠、海上デモ、127日間続いたキャンドル集会へとつながりました。小・中・高校で登校拒否運動が展開され、オルタナティブ学校が実践されました。
 男性も女性も子どもたちも考え、行動したのです。そして、様々な市民団体も共に運動を進め、その連帯こそが市民による住民投票を成功させたと言われています。住民投票には、住民の72%が参加し91、83%の反対の反対票を得たのです。
 そして、この運動をリードし、また、支えてきた女性たちの、反核運動という直接的な運動から、生命、環境といった価値感をベースに、住民が参加し自治するまちづくりに向けた新たな歩みが始まっています。
 しかし、女性の政治参加へのハードルは、まだまだ高いそうです。だからこそ、粘り強く、連帯のフレームづくりに取り組まなければならない。そこは、日韓同じ課題ですね。

 そのエネルギッシュな運動の軌跡や、未来思考のビジョンに、大いに励まされました。ブアンの女性たちの出合いに感謝します。
 同時に、私たち日本の市民運動が、パッションをどう伝え、広げるのか…、避けては通れない課題も突き付けられた思いがします。
これからも、学び合い未来を拓く力を高めていきたいと思います。