NPO大学介護保険改革講座レポート

2004年8月22日 00時24分 | カテゴリー: 高齢者、障がい児・者福祉

 4月24日、NPO大学に参加し、厚生労働省の香取照幸氏から、介護保険改革の現状についての お話をうかがいました。

次期介護保険事業計画では、基盤整備計画から街づくり計画へとシフトし、「地域包括ケアと市民参加」 が掲げられています。365日24時間の生活支援サ ービスがあれば在宅、あるいはそれに近い形で共同 生活をおくる事もできる、また、グループホーム、デイサービス,ショートステイなど複合的な小規模・多 機能施設を整備していくことが必要というお話でした。これは、私たちがすすめてきたセーフティネットづ くり・市民の地域福祉計画の実践と重なるもので す。でも、この厚労省プランのコアには特別養護老人 ホームが据えられています。まず特養があり、地域のサテライトとして小規模・多機能施設が描かれてい ます。さらに香取さんからは、「介護保険制度におけるペナルティは非常にゆるく、その理由は、そもそも この制度が社会福祉法人や医療法人を前堤とした制 度だからだ」というお話がありました。つまり、厚生 労働省は、これら公益法人を容易にコントロールできる、両者はそういう関係なのだと聞こえました。こ の公益法人に与えられた特権を見直さなければ、真の改革は実現しません。まずは、市民の実践を重ね、 市民セクターを拡げていくことが必要です。