児童虐待の連鎖を断ち切るために

2004年8月22日 00時36分 | カテゴリー: 子育て・子育ち・女性

 横浜市栄区で両親による生後3カ月の長女の虐待死事件が発生しました。福祉保健センターでは、今回のケースについてA〜Eの5段階に分けられる虐待の 重症度ではDランク=軽度虐待と判定していました。児童相談所への通告義務は、現 在、A,Bランク(生命の危機有り、重度虐待)とされていますが、担 当者からは、今後、C,Dランクまで拡げるべきという意見も出されていす。このよ うな、虐待事件が発生する度に、児童相談所の責任に言及されますが、 行政が、これまで児童福祉施設が恒常的に抱える課題に十分に取り組んでこなかった という現実もあります。また、生活が充たされ,豊かになることで、「子 育てできない」弱者に世の中の目が向いてしまい、虐待する親をスケープゴートとて、社会のはけ口を見いだすということも起こっているのではないでしょ うか。虐待を受けた子どもが、2代、3代にわたって保護されるケースも発生してい ます。この連鎖を断ち切るためにも、社会全体で支えることが必要で す。2004年度中に4番目の児童相談所が開設される予定ですが、それまでにも、 一時保護所として既存施設の活用も検討するなど、児童福祉施設の拡充に むけて早急に取り組むべきと考えます。