マイケアプランづくりから介護保険制度を検証する

2004年8月22日 01時43分 | カテゴリー: 高齢者、障がい児・者福祉

介護保険がスタートして4年が経過しましたが、高齢化の上昇とともに、利用者も増加し保険料不足も生じており、現在、国でも、介護保険制度の見直しが進められています。横浜市の介護保険利用者総数も昨年末現在で約64000人となり、今後も増加することが予想されます。
 今回の見直しでは、要支援、要介護1の対象者を予防給付へ移行することや施設給付の見直しなどが検討されていますが、利用している方やその家族にとってはわかりにくい議論になっています。
 介護保険制度の導入は、利用者や家族が主体的にサービスを選択する事を可能にしました。しかし、一方で、ケアマネジャーの負担も大きく、一人50件以上の利用者を抱えるケースも生じています。また、所属する事業所によっては独立性が乏しく、ケアマネジャーを牽制するしくみも十分ではありません。
 現在、各地で開催されているマイケアプラン講座をきっかけに、市民が自らケアプラン=ライフプランを作ってみようという動きが始まっています。これは、当事者が介護のあり方や家族生活のスタイルを組み立てると同時に、介護保険制度を十分理解し、介護を取り巻く問題を当事者側から発信していくことにつながります。
 ケアプランの自己作成を通じ、ヒューマンサポートの視点に立った介護保険制度や地域福祉のあり方を検証したいと思います。