保育園民営化は 何のため?誰のため?

2004年8月21日 22時52分 | カテゴリー: 子育て・子育ち・女性

横浜市立保育園4園の民営化の方針が出され、2004年4月からの実施が予定されています。しかし、青葉区では現在も、 当該園の保護者は、横浜市との信頼関係のもとで、充分な議論を行うために、民間移管のスケジュールの見直しを求めています。ます ます保育ニーズが多様化している現在、柔軟な保育システムを拡充することは必要です。また、厳しい経済状況下では、公共サービス のあり方についての議論を進めていかなければなりません。私は、公立保育園の民営化も新たな施策のひとつであると考えます。   

しかし今回、横浜市に問われているのは、この施策の決定までのプロセスです。市民との合意形成について、特に、公共サー ビスの受け手(市民)に対する合意を、横浜市はどの程度獲得するつもりであったかを問い直す必要があると思います。市長は、福祉局の説明責任が充分果たされていないことを認める発言もしています。また、NPOなどの民間事業者が、福祉施設を開設する場合 は、自治会や連合自治会など近隣の同意が必要なこと等、厳しい審査、様々な手続きを経て、説明責任を果たすことが要求されます。 当然、「公」が福祉サービスを担う場合も、同意を得るための最大限の努力をすべきです。「必ず良い保育をつくるのでご安心を」、 あるいは、「4月1日の民営化が最大の目的」ではなく、市民との合意形成のプロセスが最も重要です。どのように市民との合意形成 を図るか、これは「まちづくり」の基本です。
以上の理由から、私は、今回の保育園民営化については、賛成できません。