ハードの共用だけではもったいない

2004年8月21日 23時45分 | カテゴリー: 高齢者、障がい児・者福祉

養護学校分教室設置/予算特別委員会報告

 2004年度4月より、新たに鉄小学校の余裕教室を活用し、県立高津養護学校の分教室が開設されます。分教室での給食が民間委託され、自校で調理する鉄小学校児童と別対応であることを知り教育委員会審査で質問をしました。
 別対応の理由は、給食を始め生活のリズムは子どもたちのペースを優先し慎重に進めてほしいという分教室保護者の希望によるものであるということでした。
 障害のある児童生徒の保護者の多くが、養護学校が地域とはなれているため、当事者間のネットワークに比べ、地域のつながりをもちづらいという話も耳にします。これから、鉄小学校の現場で、子どもたちや保護者の方への理解や受け入れ態勢への不安を解消できるような地域ぐるみの取り組みや、子どもたちや保護者の間で交流が生まれることを期待します。給食についても、鉄小学校の地場野菜を積極的に取り入れた給食を一緒に食べられるような準備を進めてほしいと思います。
 一方で、LDやADHDな どの多様な障がいを持つ子供たちが増え、養護学校での専門的な教育環境を求めて入 学希望者の増加が見込まれ、養護学校は過大規模化しています。
 審査の中で、横浜市で、現在進められている 『学校規模や配置の適正化』により、学校の統合なども想定される中、これらによって生み出される学校用地や施設を教育委員会の横断的な取り組みで有効 に活用し、養護学校の整備を進めていくことも提案しました。
 今回の鉄小学校での分教室開設は、市と県が連携し、養護学校の過大規模化に対する 緊急対策的に実施されましたが、障害のある児童生徒の受け入れのために、本来は、身近な地域に恒常的に分教室の設置を進めるべきと考えます。地域で、新しい関係性をつくり出すためにも、市民利用施設と福祉施設との複合化などの新たな整備手法を検討していくことも重要です。引き続き、提案をしていきたいと思います。